WordPress再生ロードマップ

古いブログ記事を整理する方法|残す・統合・非公開の判断基準

古いブログ記事を残す・統合する・リライトする・非公開に分ける整理手順

WordPressサイトを長く運営していると、昔書いた記事がどんどん増えていきます。

ただ、記事数が多いからといって、サイトが強くなるとは限りません。

むしろ、今のテーマと関係ない記事、ほとんど読まれていない記事、同じ内容が重複している記事が増えると、読者にも検索エンジンにも「何のサイトなのか」が伝わりにくくなります。

だから、WordPressサイトを作り直すときは、新しい記事を書く前に、古い記事を棚卸しすることが大切です。

この記事では、古いブログ記事を「残す」「統合する」「リライトする」「非公開にする」に分ける判断基準を整理します。

WP再生ラボでも、旧テーマの記事を一度公開側から外し、新しいテーマに合わせて作り直す方針にしました。その実践メモも兼ねて解説します。

結論から言うと、古い記事は勢いで削除しない方が安全です。

先に数字と役割を見て、残す記事・まとめる記事・直す記事・公開を止める記事に分けましょう。

古い記事を整理する前に決めること

まず最初に決めたいのは、「これから何のサイトとして育てるのか」です。

サイトの方向性が決まっていないまま記事を整理すると、何を残すべきか判断できません。

たとえば、WP再生ラボでは、以前のサイトに筋トレ、AGA、スキンケア、保険・ローンなど複数テーマの記事が混ざっていました。

しかし、今後は「個人・小規模事業者向けのWordPressサイト運用改善」に絞ります。

この方針が決まると、古い記事の判断基準もはっきりします。

  • 新しいサイトテーマに合う記事は残す候補
  • テーマから外れる記事は非公開または削除候補
  • 近い内容の記事が複数ある場合は統合候補
  • 数字が出ている記事は個別に確認

Googleも、検索のためだけでなくユーザーにとって有用で信頼できるコンテンツを作ることを重視しています。つまり、単に記事を残すのではなく、読者にとって意味のある記事を残すことが大切です。

参考: Google検索セントラル 有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツ作成

古い記事を棚卸しするときに見る数字

古い記事をSearch Console、GA4、テーマ一致、収益導線で棚卸しする流れ

次に、感覚ではなく数字を見ます。

「なんとなく読まれていそう」「頑張って書いたから残したい」だけで判断すると、サイト全体の整理が進みません。

最低限、次の項目を見ます。

  • Search Consoleの表示回数
  • Search Consoleのクリック数
  • 検索クエリ
  • GA4のページ閲覧
  • ASP成果や問い合わせへの貢献
  • 今後のサイトテーマとの一致
  • 同じ内容の記事が他にあるか

WP再生ラボの場合、旧記事は直近3か月で検索クリックがほとんどなく、ASP成果も確認できませんでした。

そのため、旧記事を守るより、新しいテーマに合わせてサイト全体を作り直す方針にしました。

ただし、もし古い記事の中に検索流入や成果がある記事があるなら、すぐ非公開にせず、リライトや統合を検討します。

古い記事の判断は4つに分ける

古いブログ記事を残す、統合する、リライトする、非公開にする判断マトリクス

古い記事は、ざっくり次の4つに分けると整理しやすくなります。

1. 残す記事

新しいサイトテーマに合っていて、読者にも価値がある記事は残します。

たとえば、WordPress運用改善サイトなら、Search Console、GA4、サーバー、テーマ、表示速度、セキュリティに関係する記事は残す候補です。

ただし、古い情報が混ざっているなら、そのまま残すのではなく更新します。

2. 統合する記事

似た内容の記事が複数ある場合は、1つの記事にまとめることを考えます。

たとえば「Search Consoleの見方」「Search Consoleでクリック数を見る方法」「Search Consoleで記事を改善する方法」のように内容が近い記事が複数ある場合、読者にとって一番分かりやすい形にまとめた方がよいことがあります。

統合するときは、どの記事を中心にするか、古いURLをどう扱うかを決めます。

3. リライトする記事

テーマには合っているけれど、内容が古い記事はリライト候補です。

料金、仕様、管理画面、プラグイン名、手順、キャンペーン情報などは変わることがあります。

特に、サーバーやテーマ、プラグインの記事では、古い情報のまま残すと読者の信頼を落とします。

4. 非公開にする記事

新しいサイトテーマと関係がなく、検索流入も成果もない記事は、非公開候補です。

いきなり完全削除するのが不安な場合は、まずWordPress上で非公開にして、サイト上から外す方法もあります。

WP再生ラボでも、旧テーマの記事はまず公開側から外して、安全に整理する方針にしました。

削除・非公開・noindex・リダイレクトの違い

古い記事を整理するときに混乱しやすいのが、削除、非公開、noindex、リダイレクトの違いです。

ざっくり整理すると、次のようになります。

対応意味使う場面
非公開WordPress上で公開を止める一時的にサイトから外したいとき
削除記事を消す完全に不要で、代替ページもないとき
noindex検索結果に出さないようにするページは残すが検索には出したくないとき
リダイレクト別URLへ転送する統合先や後継記事があるとき

重要なのは、代わりになる記事があるならリダイレクトを検討することです。

似た記事を統合したのに古いURLを放置すると、読者が古いページにたどり着いたり、不要な404が増えたりします。

Google検索セントラルでも、ページ移動やURL変更ではリダイレクトが使われることが説明されています。

参考: Google検索セントラル リダイレクトとGoogle検索

一方で、検索結果から情報を削除したい場合は、noindexや削除など、目的に合った方法を選ぶ必要があります。

参考: Google検索セントラル Google検索からの情報の削除

古い記事を整理する手順

実際に整理するときは、次の順番で進めると安全です。

  1. 全記事の一覧を作る
  2. Search ConsoleとGA4の数字を確認する
  3. 新しいサイトテーマに合うか判断する
  4. 残す・統合・リライト・非公開に分ける
  5. 統合先がある記事はリダイレクトを検討する
  6. サイトマップを更新する
  7. 公開後にSearch Consoleで状態を確認する

記事数が多い場合は、一気に全部やろうとしなくて大丈夫です。

まずは検索流入がある記事、今後の収益記事に近い記事、トップページからリンクしたい記事から優先して確認します。

サイトマップは、検索エンジンにクロールしてほしいURLを伝えるためのものです。記事を大きく整理した後は、サイトマップの状態も確認しておきましょう。

参考: Google検索セントラル サイトマップ

WP再生ラボでの判断例

WP再生ラボでは、旧記事に筋トレ、AGA、スキンケア、保険・ローンなどのテーマが混ざっていました。

しかし、今後はWordPressサイト運用改善を主題にするため、旧テーマの記事は原則として公開側から外す方針にしました。

理由は3つあります。

  • 新しい読者像と合わない
  • 直近の検索クリックがほとんどない
  • ASP成果も確認できない

もちろん、もし旧記事の中に検索流入や被リンク、収益実績がある記事があれば個別判断します。

ただ、数字が出ていない記事を無理に残すより、新しいテーマに合わせてサイト全体を分かりやすくする方が、今の段階では優先度が高いと考えています。

古い記事を整理するときの注意点

最後に、古い記事を整理するときの注意点をまとめます。

  • 勢いで一括削除しない
  • 検索流入や成果がある記事は個別に見る
  • 似た記事は統合を検討する
  • 統合先がある場合はリダイレクトを検討する
  • 新しいサイトテーマと関係ない記事は無理に残さない
  • 記事整理後はサイトマップとSearch Consoleを確認する

古い記事の整理は、単なる掃除ではありません。

これから伸ばしたいサイトテーマをはっきりさせ、読者が迷わず必要な記事にたどり着けるようにするための作業です。

WP再生ラボでは、今後も実際の再構築作業を記録しながら、WordPressサイトを立て直す手順を整理していきます。

まとめ

古いブログ記事を整理するときは、いきなり削除するのではなく、まず棚卸しをします。

判断基準は、検索流入、読者への価値、今後のサイトテーマとの一致、収益や問い合わせへの貢献、重複記事の有無です。

整理するときは、次の4つに分けると進めやすくなります。

  • 残す
  • 統合する
  • リライトする
  • 非公開にする

伸びないサイトを作り直すなら、記事を増やす前に、まず過去記事の役割を見直しましょう。

全体の再構築手順は、以下の記事でまとめています。

古いブログ記事を整理する方法|残す・統合・非公開の判断基準

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